クロネコDM便・メール便が届かない場合の対処方法(遅延・誤配・紛失)
クロネコDM便・メール便は、郵便とは違い配達担当者が専業ではなく個人委託だったり転居届のシステムがなかったりで
実際に住んでいる人の郵便受けに入れられていない場合などが多く発生しトラブルとなっています。
この項目ではそのリスクを回避できる方法、トラブルになった場合の対処方法についておしらせします。
紛失や誤配の比較的高い方法で誤配された場合捨てられるなどして発見される確率は低いですが、運賃としては安いため
補償を必要としない荷物の運送に比較的よく利用されています。紛失又は誤配等の場合には、早急に代品の再発送をするか、
再発送しない場合はどのような解決策をとるかは事前に双方にて取り決めておくことが大事です。
メール便の配達時間は、委託の場合は19時まで、直轄の場合は21時までが配達の可能性のある時間です。
メール便速達にした場合でも急いで配達する商品ではないので、21時までの配達になります。
ただし、当日の状況により上記時間を過ぎて配達される場合はあります。
個人利用可能なクロネコメール便は2015年3月末で廃止されました。クロネコDM便は継続的に利用されています。
クロネコメール便廃止と代替発送方法をご覧ください。
●自然災害について
2014年2月の関東圏の大雪では輸送網が麻痺し輸送そのものができなくなる状態でした。輸送は配達センターまで終わっても
配達は配達員に危険性があればしません。また優先度の低いメール便は宅急便の配達を優先している都合上
放置されやすいようです。テレビや新聞のニュースをよく見ていただきトラック輸送の支障や人が出歩けない場合は
遅れることを念頭に置いてください。夏の台風による災害時も同様です。
・2014年2月の大雪時には輸送のトラックが数日間動けない状態になる場合もありました。
●輸送混乱時
2014年3月下旬から4月上旬にかけて消費税の5%から8%にあがることに伴う宅急便の激増がありました。これは税金の安い
3月中に通販で商品を購入しようと言う前倒しのもので、マスコミの報道もあり著しい増加でした。この場合、優先的に
宅急便の仕分けに人員が取られるのは中継の拠点や末端の配達店とも共通していますので普段よりメール便は遅れます。
追跡で見ても「発送」のみの場合、中継となる拠点での仕分け滞留は待つしかありません。しかしながら
遅れて到着し配達センターにはあるが投函予定入力をしていない場合はセンターにありますので、特別な事情がある場合は
特徴的な状態の荷物であれば見つけてくれるかもしれません(これは待てない場合の最後の手段としてください)。
「自然災害時」「輸送混乱時」とも、電話による問い合わせは多数の人が一斉にしますのでかかりません。
平常時の再配達依頼や集荷のための入電件数と比較して混乱時には多くの電話がされますので
人数に限りのあるコールセンターはまずつながりません。また、つながったとしても、輸送に遅れがあることの説明と
追跡システムで利用客の見ているのと同じデータの説明しかできませんので電話しても無駄です。
・2014年3月の大量到着時には荷さばきに混乱がありました。
これらの場合、追跡情報は
「発送」−輸送中で配達センターに未到着
「発送」−配達センターに到着しても投函予定の見込みのないため登録せず放置
「投函予定」−配達センターに到着して投函予定登録したが配達は出来ずにそのまま放置
「持戻」−投函予定の登録はしたが配達できないため翌日以降に再度配達に出るため戻ったという登録
のような表示になります。
宅急便ではなくメール便の場合は、入力そのものをしない場合もあります。
暑い時期は配達員の健康を考慮し急がないメール便については暑い時間帯の配達がされない場合があります。
夏場に猛暑になる地域は屋外活動には死亡する危険性があり、体力のない方の野外活動は控えるよう言われています。
クロネコメール便の配達を正しくしてもらう場合に最低限しておくこと
・現在住んでいる住所に送ってもらうようにする
・記載してもらう住所には郵便番号・共同住宅名・部屋番号・名前をすべて記載してもらう
・配達してもらうポストには住所と部屋番号と送られてくるあて名の名前をしっかり記載する
・メール便のサイズに合うA4サイズで厚み2cmの投函口のある郵便受けを利用する
対処概要
○受け取り側(荷受人)で不着の場合
・クロネコメール便お問い合わせ番号(荷物番号)で確認する
・共同住宅などでポストが複数ある場合は双方確認する
・家族と同居なら受け取っていないか確認する
・ポストの周辺に落ちてないか確認する
・ヤマト運輸に実際に投函済みか確認する
・荷送人に確認する
・他のポストに誤投函して入っていないか近隣や周辺や似た宛先を自ら探す
・投函後の盗難なら警察に相談してみる
・土日や祝日の場合はもうしばらく待ってみる
・その他
対処概要
○差し出し側(荷送人)で不着の場合
・クロネコメール便お問い合わせ番号(荷物番号)で投函完了になっているか確認する
・共同住宅などでポストが複数ある場合は双方確認してもらう
・家族や同居人が受け取っていないか確認してもらう
・ポストに入るサイズか確認してもらう
・ヤマト運輸に実際に投函済みか確認してもらう
・誤配なら再発送、紛失なら無償発送を依頼する
・土日や祝日の場合はもうしばらく待ってもらう
・その他
クロネコメール便の荷物番号とは
荷受(発送)と投函予定及び投函完了のデータ入力に使用される12桁の番号です
書面で記録していないメール便は荷物番号がないと何も探すことができません
発送した際の控えを保管しておきましょう
保管していない場合は、発送した場所時間でヤマト運輸営業所に直接問い合わせることで
特定又は可能性のある番号がわかる場合もあります。ただし、いろいろと手間がかかるので
探索にかかる情報「出した場所・時間」を教えても多忙な場合は無理と言われるかもしれません。
これらの情報があれば、出した場所に割り当てられたクロネコメール便番号と出した日付及び時間により
追跡の登録をした集荷担当者のデータから推測が可能となるものです。
控えがないまたは捨てた場合のクロネコメール便伝票番号の推測の流れ
出した日時場所で調査を頼む
↓
出した日時と場所により集荷担当者が特定できる
↓
その担当者がその日に荷受け登録した荷物番号データが特定できる
↓
取扱店に渡されたメール便番号で可能性のある番号が特定できる
↓
その番号で検索して荷受け人の住所を担当するセンターを特定できる
参考
クロネコメール便出し方
宅急便の場合はメール便と違いすぐに調べていただけますので早急に連絡しましょう。
その場合、伝票に記載した荷物番号が必要です。
伝票を捨てた場合は出した場所時間で調べられることがあります。
自分で出していないのなら荷送人に聞いてください。
対処詳細
○受け取り側(荷受人)で不着の場合
・クロネコメール便お問い合わせ番号(荷物番号)で確認する
┣登録や連絡した郵便番号・住所・共同住宅名・部屋番号・名前が現在のデータで正しいかを確認します
┣発送後2〜3日経過のままの場合、予定日数より遅れることはよくありますのでその場合は待ちます
┣2012年よりメール便配達委託者に週に1回の休みが義務づけられたので配達できない場合が増えています
┣「伝票番号誤り」と出る場合、実在しない番号ですので入力した番号を再確認します
┣「伝票未登録」と出る場合、まだヤマト運輸で集荷されていませんので翌日以降まで待ちます
┣発送連絡受信後「伝票未登録」が数日続く場合、荷送人に番号が正しいか問い合わせます
┣発送後、「調査中」のデータが荷送人発送地域で入力されている場合は荷送人にもきいてみます
┣発送後、「調査中」のデータが荷受人配達地域で入力されている場合はヤマト運輸に問い合わせます
┣発送後、「調査中」のデータが荷受人と無関係な地域で入力されている場合は誤着ですので待ちます
┣発送後、「持ち戻り」のデータが入力されている場合はヤマト運輸に問い合わせます
┣発送後、「投函済み」のデータが荷受人と無関係な地域で入力されている場合は荷送人に番号が正しいか問い合わせます
┣発送データから離島でもないのなら7日ぐらい経過しているのならヤマト運輸に問い合わせます
┗「輸送混乱時」「自然災害時」は、予定通り届くことはなくなりますので気長に待ってください。
・共同住宅などでポストが複数ある場合は双方確認する
┣「投函済み」の場合、共同住宅の集合郵便受箱(共有出入玄関口)に入っているか確認します
┗「投函済み」の場合、共同住宅のドアポスト(各家庭の玄関についている)に入っているか確認します
・家族と同居なら受け取っていないか確認する
┣「投函済み」の場合、家族が受け取ってどこかに置いているか確認します
┗「また、こんな物買って」などと怒られないように家族関係を確認します
・ポストの周辺に落ちてないか確認する
┣「投函済み」の場合でポストに入る場合、ポストから飛び出して風で飛んだり下部に落ちてないか確認します
┣「投函済み」の場合でポストに入らない場合、下部や上部に置いてないか確認します
┣「投函済み」の場合でポストに入らない場合、宅配ボックスにないか確認します
┗誰かがポストから抜き取って近くに放置していないか確認します
・ヤマト運輸に実際に投函済みか確認する
┣どこにもない場合、実際に「投函」したのかをヤマト運輸に問い合わせます
┗配達前に「投函済み」にする場合と、配達が終わらなかった場合・しなかった場合に「投函済み」のままの場合があります
・荷送人に確認する
┣荷送人に記載してもらった住所・部屋番号・氏名に間違いがないか確認します
┗可能なら、相手側からどのように記載したかを聴取します(部屋番号や共同住宅名の記載有無や誤記の確認)
・他のポストに入っていないか近隣や周辺や似た宛先を自ら探す
┣同番地や同姓または同姓同名の他の家に配達にされていないか近隣を確認します
┗共同住宅なら、似た共同住宅、似た部屋番号、同じ名前、棟違いなどを確認します
・警察に相談してみる(配達後の盗難・ポスト荒らし発生の被害届)
┣ヤマト運輸から間違いなく「投函した」という回答があったのなら配達後の盗難の可能性もあります
┗その場合、被害届を警察に届けることも可能です。地域により同一犯人による被害が複数発生している場合もあります
・土日や祝日の場合はもうしばらく待ってみる
┣土日や祝日は配達員が休みの場合もあり、その場合、配達センターに置いてあることもあります
┗急ぎの場合は、投函予定入力せず放置しているメール便の中にあるか探してもらうこともお願いしてみてください
・その他
┣他の荷物にくっついたまま行方不明になる場合は「引受」または「発送」のままになります
┣配達中に気づかず落失したりデータ登録せず投函した場合は「投函予定」のままになります
┣落失した場合、投函したと思いデータを追加した場合は、「投函済み」にしてしまう場合はあります
┣区分装置や搬送機械に巻き込まれ復旧できない損傷の場合があります
┣中身と外身が分離すると中身に連絡先が直接書いていない場合は行方不明になります
┣発見できない場合、荷送人に再度発送してもらうことも検討してみてください
┣輸送中の紛失の場合、ヤマト運輸に代替品の無償再発送の依頼が可能です
┗荷送人が代替品を用意できない場合と再発送しない場合は、荷送人に運賃の返金がされます
対処詳細
○差し出し側(荷送人)で不着の場合
・クロネコメール便お問い合わせ番号(荷物番号)で確認する
┣メール便に記載した郵便番号・住所・共同住宅名・部屋番号・名前が現在のデータで正しいかを確認します
┣発送後2〜3日経過のままの場合、予定日数より遅れることはよくありますのでその場合は待ちます
┣「伝票未登録」と出る場合、まだヤマト運輸で集荷されていませんので翌日以降まで待ちます
┣「伝票未登録」が数日続く場合、番号が正しいか確認します
┣発送後、「調査中」のデータが荷送人発送地域で入力されている場合はヤマト運輸に問い合わせます
┣発送後、「調査中」のデータが荷受人配達地域で入力されている場合はヤマト運輸に問い合わせます
┣発送後、「調査中」のデータが荷受人と無関係な地域で入力されている場合は誤着ですので待ちます
┣発送後、「持ち戻り」のデータが入力されている場合はヤマト運輸に問い合わせます
┣発送データから離島でもないのなら7日ぐらい経過しているのならヤマト運輸に問い合わせます
┗「輸送混乱時」「自然災害時」は、予定通り届くことはなくなりますので気長に待ってもらってください。
・共同住宅などでポストが複数ある場合は双方確認してもらう
┣「投函済み」の場合、共同住宅の集合郵便受箱(共有出入玄関口)に入っていないか荷受人に確認してもらいます
┗「投函済み」の場合、共同住宅のドアポスト(各家庭の玄関についている)に入っているか荷受人に確認してもらいます
・家族と同居なら受け取っていないか確認する
┗「投函済み」の場合、家族が受け取ってどこかに置いているか荷受人に確認してもらいます
・ポストの周辺に落ちてないか確認する
┗「投函済み」の場合、下部や上部に置いてないか、宅配ボックスにないか荷受人に確認してもらいます
・ヤマト運輸に実際に投函済みか確認する
┣どこにもないと荷受人から言われた場合、実際に「投函」したのかをヤマト運輸に問い合わせます
┗配達前に「投函済み」にする場合と、配達が終わらなかった場合・しなかった場合に「投函済み」のままの場合があります
・荷受人に確認する
┗荷受人に連絡してもらった住所・部屋番号・氏名に間違いがないか確認してもらいます
・土日や祝日の場合はもうしばらく待ってもらう
┣土日や祝日は配達員が休みの場合もあり、その場合、配達センターに置いてあることもあります
┗急ぎの場合は、投函予定入力せず放置しているメール便の中にあるか探してもらうこともお願いしてみてください
・その他
┣他の荷物にくっついたまま行方不明になる場合は「引受」または「発送」のままになります
┣配達中に気づかず落失したりデータ登録せず投函した場合は「投函予定」のままになります
┣区分装置や搬送機械に巻き込まれ復旧できない損傷の場合があります
┣中身と外身が分離すると行方不明になります
┣投函データがあるが発見できない場合、荷受人に再度発送することも検討してみてください
┣輸送中の紛失の場合、ヤマト運輸に代替品の無償再発送の依頼が可能です
┗代替品を用意できない場合と再発送するつもりのない場合は、運賃の返金をヤマト運輸に請求できます
○ヤマト運輸の荷物が紛失した際の具体的な返金依頼方法
1.不着のための問い合わせをします
2.ヤマト運輸が調査し「投函済み」など配達した記録が残っていないかを確認されます
3.配達データがない場合は荷物がありそうなところの調査を念のため行われます
4.見つからない場合は、再送か返金かの選択を依頼されます
5.返金を希望する場合は訪問日時を調整します
6.ヤマト運輸の人が訪問し、示談書に必要事項記入してあるのを確認しサインします
7.内容品又は運賃の補償として示談書の内容の返金が行われます
関連公式
クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム
電話による問い合わせ
クロネコメール便:質問回答
ヤマト運輸で宅急便発送・メール便・ヤマト便の利用方法
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